川崎春花 大会コース記録＆自己ベストに並ぶ63で単独首位 2戦連続V懸かるが「意識しないように」

＜大東建託いい部屋ネットレディス第3日＞　5番グリーンでラインを読む川崎春花（撮影・沢田　明徳）

　◇女子ゴルフ　大東建託いい部屋ネット・レディース第3日（2024年7月20日　ザ・クイーンズヒルGC（6505ヤード、パー72））

　2戦連続優勝が懸かる川崎春花（21＝村田製作所）は4位から出て9バーディー、ボギーなしの63をマークし、通算20アンダーの単独首位に立った。地元・福岡出身の三ケ島かな（28＝ランテック）が1打差の2位。パリ五輪代表の山下美夢有（22＝加賀電子）が64と伸ばし、通算18アンダーの3位に浮上した。

　2週前の前戦で2年ぶりの3勝目を挙げた川崎が、大会コース記録＆自己ベストに並ぶ63を叩き出して首位に躍り出た。圧巻は9番からで10ホールで7バーディーを奪取。激しい伸ばし合いの中で「みんな伸ばしている。ついていこうとプレーした」と話した。

　前週は大会がなく、2戦連続優勝が懸かるが「意識しないように」と言い聞かす。優勝スコア予想も「26アンダー？分かんない」。先のことを考えすぎず一打一打で勝負する。