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ソフトバンク・柳町 パワーアップ弾「いい角度で打球が上がったので“入ってくれ”という感じでした」

スポニチアネックス / 2024年7月21日 5時1分

<西・ソ>2回、3ランを放つソフトバンク・柳町 (撮影・白鳥 佳樹)   

 ◇パ・リーグ ソフトバンク3ー5西武(2024年7月20日 ベルーナD)

 ソフトバンクの柳町達外野手(27)は20日、西武戦で今季2号アーチを放った。0―3で迎えた2回1死一、二塁で今井の直球を右翼席へ運ぶ同点3ラン。自身の課題としていた打撃のパワーアップに進境を見せている。先発・大津亮介投手(25)は7回3失点で降板。3―3の8回に2番手のダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(27)が2失点と崩れ、連勝は3でストップした。

 3年ぶりの本塁打を放ったばかりの柳町が7月に入って2本目のアーチを描いた。0―3の2回に2四球による走者を一、二塁に置いて西武先発・今井の153キロ直球を振り抜いた。

 「いい角度で打球が上がったので“入ってくれ”という感じでした。点を取られた後にチャンスで回ってきた。何とか1点と打席に入って一番いい形になりました」。右翼席に飛び込む同点2号3ラン。笑顔でベンチに戻り、仲間とハイタッチを交わした。

 課題の長打力のアップに取り組んできた成果が出ている。21年10月25日のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初アーチを放つも、昨季まで2年間は100試合以上に出場しながら一発がなかった。12日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で逆方向の左中間席に運ぶプロ2号を放ち、短期間で再びスタンドインさせ「2年連続ゼロだったので、それがいきなり出て自分自身もびっくりしてはいますが、今後ドンドン積み重ねていければなと思ってます」。前回は日本ハム・田中正、今回は剛腕・今井の力強い直球を捉えた。

 小久保監督も「ああいう打撃をオフから目指してきているので。四球、四球でストライクを取りにくる強い真っすぐを、あの姿で打てると自信も出てくるんじゃないか。今までだったら絶対ファウルですもんね」と称賛。さらに「初めて1軍では引っ張ったホームラン。外野手なので多少、長打がないとプロの世界ではやっていけない。いい本塁打でしたね」と今後にも期待を寄せた。

 対左投手は数字的にも苦しんでおり、相手先発が左腕の時はベンチスタートとなることが多い。この日は3試合ぶりのスタメン出場だったが、打席に立てばきっちりと仕事を果たす。得点圏に走者を置いての成績は打率・500(22打数11安打)で1本塁打、18打点と勝負強さも光る。

 同点の8回に2番手・ヘルナンデスがつかまって連勝は3でストップした。それでも2点を追いかける9回1死でマルチ安打となる中前打でチャンスメークするなど、柳町は頼もしい打撃を続けている。(木下 大一)

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