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阪神・岡田監督「もうホンマ、信じられへん、俺は」 ミス重なり63年ぶり甲子園で広島戦6連敗

スポニチアネックス / 2024年7月21日 5時16分

<神・広> 延長11回、先制を許し厳しい表情の阪神・岡田監督(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神0ー1広島(2024年7月20日 甲子園)

 猛虎がチグハグの連鎖から抜けきれない。打てず、守れずに敗れた阪神・岡田監督は「何も言うことないよ、ホンマに。言葉がないわ」とあきれ返った。甲子園での広島戦6連敗は、1961年以来63年ぶり2度目の悪夢だ。

 両軍無得点で迎えた延長11回にミスを連発した。この回から登板した富田が先頭の秋山に四球を出し、続く矢野の投前犠打を一塁へ悪送球。三塁を狙った代走・大盛を刺そうとした一塁ベースカバーの中野の送球までそれた。1プレーで2失策が出て二、三塁の大ピンチ。満塁策を取った後、小園に決勝犠飛を浴びた。

 「不用意な四球を出さない」「一つずつアウトを取る」というチームの鉄則が崩れ、無安打で1点を奪われた。今回の4連敗は全て1点差で、2試合連続の0―1は13年ぶり。それも2日連続で適時打ではない失点で敗れ、歯がゆさが残った。

 「この前の東京ドームからずっとやんか。やってはいけないことって。チームの方針やん。それをまだやるんやもんな。もうホンマ、信じられへん、俺は」

 17日の巨人戦ではサインミスが頻発して「チグハグ」の言葉を連発した。同じ失敗が続いていることを暗に示した。延長10回1死一塁では梅野が初球バントをファウル。2球目にバスターに動いて低めのストライクを見送った場面がベンチの意図と違った可能性がある。結果、ボール1球を挟んだ4球目に二ゴロ併殺打に倒れた。

 「頑張ってるよ、ピッチャーは。それは当たり前のことやんか」

 4度目の対戦となった大瀬良をまた攻略できなかった。二塁を踏んだのは2度だけ。17日巨人戦の6回から24イニング無得点へ伸びた。4月19日に初めて貯金ができてから勝率5割に逆戻りするのは5度目。借金生活を阻止した過去4度のような粘り強さを、前半戦最終戦でも見せたい。 (倉世古 洋平)

 ○…阪神は早くも昨季に並ぶ13度目の零敗。広島には球団別最多の4度目で、15年の6度以来9年ぶり。3度目の0―1は70年に3度喫して以来54年ぶり2度目。

 ○…2試合連続零敗は3月29、30日の巨人戦(0―4、0―5)、6月11、12日のオリックス戦(0―4、0―4)に次ぐ今季3度目。2試合連続0―1は11年8月10、11日の中日戦以来13年ぶり、2リーグ制以降10度目で、今回の19日=5回シャイナー・遊ゴロ、20日=11回小園・中犠飛と、2試合とも安打以外で失点したのは初めて。

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