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阪神18歳ルーキー・山田、虎のプリンス打や! 全ウ「8番・遊撃」で快音「打つことができて良かった」

スポニチアネックス / 2024年7月21日 5時16分

フレッシュオールスターを終えて笑顔の(左から)阪神・山田、福島(撮影・岸 良祐)

 ◇フレッシュオールスター ウエスタン選抜0ー7イースタン選抜(2024年7月20日 ウインク)

 フレッシュオールスターが20日に開催され、阪神ドラフト3位・山田脩也内野手(18)がウエスタン・リーグ選抜の「8番・遊撃」で出場して2打数1安打だった。兵庫県内では47年ぶり、姫路では初開催。集まった次代のスター候補たちの中で“虎の新プリンス”として確かな足跡を刻んだ。イースタン選抜が7―0で勝ち、2安打4打点の活躍を見せたヤクルト・橋本星哉捕手(23)が最優秀選手賞(MVP)を獲得した。

 姫路の夜空に輝いた黄金の満月が、希望に満ちた若虎を照らしていた。次世代を担う選手が集まった晴れ舞台で、山田は2打数1安打。3回1死の第1打席で、薄暮のウインク球場に快音を残した。DeNAの2年目左腕・森下の真ん中直球を中前打。ウエスタン選抜の初安打を飾り、端正なマスクに充実感をにじませた。

 「ストライクがきたら振っていこうと思っていた。追い込まれてましたけど、打つことができて良かった」

 グラウンドでプレーできる喜びをかみしめた。6月29日のウエスタン・リーグ広島戦で右肘に違和感を覚えて途中交代。別メニュー調整を余儀なくされた期間を一瞬たりとも無駄にはしなかった。同時期に左肩甲骨の骨折で離脱した木浪との練習ではハンドリングを間近で見て「柔らかさが違う」と衝撃を受けた。「自分と何が違うのか、そういう比べ方ができた」。16日の同オリックス戦で実戦復帰。晴れ舞台に間に合わせた。

 2点を追う5回1死では西武ドラフト2位・上田のスプリットにつられて空振り三振。宣言していたMVP獲得には届かなくても表情は明るかった。試合前には昨年のU―18高校日本代表でともに戦ったロッテ・寺地らと談笑。「体がでかくなっていた」と刺激も受けた。

 「いろいろな課題もある中で、ヒットを1本打てた。ここから後半戦に向けて頑張っていきたい」。目指す1軍デビュー、そして、真のオールスターへ。全ての経験を自分のものにし、これからも強くなる。(杉原 瑠夏)

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