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巨人・丸 “夏男”の勢い止まらず!3出塁でチームけん引 出塁率リーグトップの.3909

スポニチアネックス / 2024年7月21日 5時31分

<中・巨>6回、丸は適時打を放ちポーズを決める(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人4ー3中日(2024年7月20日 バンテリンD)

 巨人は20日、中日との接戦を4―3で制した。丸佳浩外野手(35)が初回先頭で四球を選び先制の生還を果たすと、3―0の6回には中前適時打。2安打1四球の3出塁で、リードオフマンとしての役割を果たした。チームは7月に入って10勝4敗と好調をキープ。首位・広島が勝利したためゲーム差なしの2位のままだが、5年ぶりの首位ターンを目指し、21日の前半戦最終戦を連勝で締めくくる。

 1打席目が大事だと分かっていた。チームは前夜、球団ワーストタイとなるシーズン15度目の零敗。初対戦の右腕・メヒアが相手なら、なおさらだ。手探りで始まった初回。1番・丸が今季41個目の四球を選び、ヘルナンデスの遊ゴロの間に先制のホームを踏んだ。

 「形はどうであれ、塁に出れば僕の役割は果たせたかなと思う。そういった意味では、ヨーイドンで出塁できて良かった」

 5回には先頭で中前打。3―0の6回2死一、三塁では左腕・橋本からしぶとく中前に落とすタイムリーを放った。「あの場面はもう打つだけだったので。追い込まれてましたけど、何とかいいところに落ちてくれた」。2安打1四球で出塁率はリーグトップの.3909まで上昇。打率.313、97安打はいずれもリーグ2位だ。広島時代の14、18年に記録した「打率3割&出塁率4割」を狙える好位置につける。

 7月は打率・333と好調を維持。夏場に強い理由には旺盛な食欲がある。「めちゃくちゃ食欲が増します。全然落ちてない。ちょっと体重増えた。気をつけないと」とおどけるが、35歳のベテランは衰え知らずだ。

 1番打者として、敵地では試合開始直前の始球式で打席に立つことが増えた。左脇を開けて構え、独特のスイングで空振りすることが定番。実は、DeNAのオースティンのマネをしていて、リラックスしてから試合に臨む。4月28日DeNA戦から1番に固定する阿部監督は「出塁してくれるし、四球も選んだりできる。つながってクリーンアップが還してくれるので、点は入りやすくなる」と働きぶりに目を細めた。

 広島が勝ったためゲーム差なしの2位のままだが、21日の結果次第で19年以来5年ぶりの首位ターンの可能性を残した。「とにかく明日の1試合だけを勝つ」と阿部監督。前半戦最後の一戦に向け、気持ちを引き締め直した。(川島 毅洋)

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