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青森山田“木製バットコンビ”燃えた!吉川&対馬で5安打5打点 春夏出場王手

スポニチアネックス / 2024年7月21日 5時1分

<青森山田・八戸工大一>4回、適時打を放つ青森山田・吉川(撮影・大城 有生希)

 ◇第106回全国高校野球選手権青森大会準決勝 青森山田15―0八戸工大一(2024年7月20日 はるか夢)

 選抜8強入りの原動力となった青森山田の「木製バットコンビ」が決勝進出に貢献。先制の決勝打を含む2安打3打点の5番・吉川勇大(3年)は「コールド勝ちは体力的にもだいぶプラスになる」と冷静に振り返った。

 燃えていた。初回1死二、三塁で、準々決勝で2打席連続2ランを放った4番・原田純希(あつき=3年)が目の前で申告敬遠。「必ず打つ」と真ん中直球を中前へはじき返して先制点を挙げた。

 原田は2回も2打席連続で申告敬遠と勝負を避けられたが、3安打2打点の3番・対馬陸翔(3年)と吉川が木製バットで計5安打5打点。U18日本代表候補の左腕・金渕光希(3年)からも得点を奪うなどチームとしても11安打で効率よく15点を奪った。春夏連続の甲子園まで、あと1勝。吉川は「このバットで必ず勝利に導きたい」と弘前学院聖愛との決勝戦を見据えた。(村井 樹)

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