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春日部共栄、コールド完勝 66歳本多監督最後の夏「あとは気持ちだけ」主将・三田村「一緒に甲子園」

スポニチアネックス / 2024年7月21日 5時1分

<春日部共栄・浦和実>試合に勝利し、校歌を聞く春日部共栄・本多監督(右)=撮影・小林伊織

 ◇第106回全国高校野球選手権埼玉大会4回戦 春日部共栄10-1浦和実(2024年7月20日 大宮公園)

 指導者として迎えた45年目。春日部共栄を春夏通じて8度も甲子園に導き、来年3月31日をもって退任する意向である本多利治監督は、たくましさを増したナインに目を細めた。

 打線がつながり浦和実に10―1の完勝。「よく選手が打ってくれました」とうなずいた。

 初回に幸先良く3得点。2回1死一塁から2番の三田村幸輔(3年)が右翼への二塁打を放つと、3、4番の連続適時打などで一挙4点を奪った。

 主将も務める三田村は「(監督との)最後の夏なので一緒に甲子園に出たい気持ちは強い」と監督への思いを語った。

 「あとは気持ちだけです」と次戦を見据え笑顔で気合を入れた本多監督。66歳の名将が迎えた集大成の夏は、まだまだ終わらない。(小林 伊織)

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