東海大菅生4回まさか10失点で敗退…元ヤクルト宮本氏の長男・恭佑が先発も4失点

＜東海大菅生・拓大第一＞拓大第一に敗れ涙を流す東海大菅生・宮本（右）＝撮影・郡司　修

　◇第106回全国高校野球選手権西東京大会5回戦　東海大菅生9―10拓大第一（2024年7月20日　スリーボンド八王子）

　東海大菅生は第1シードとしての意地で終盤に猛追したが届かず、拓大第一に敗れて5回戦で姿を消した。

　3回までに3点を奪って主導権を握るも、4回にまさかの10失点。若林弘泰監督は「これが野球。打線は9点取っている。采配を失敗した私の責任」と選手を責めなかった。

　同校の臨時コーチで元ヤクルトの宮本慎也氏も試合を観戦。先発して3回0/3を4失点だった長男・恭佑と歩んだ2年間を振り返り「他の子とは違う重圧もあったと思う。彼は悔しいと思うが、私は楽しかった。ありがとう、という気持ちです」とねぎらった。