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拓大第一 イケイケ4回一挙10点で準々決勝進出!得意の集中打で優勝候補・東海大菅生倒した

スポニチアネックス / 2024年7月21日 5時4分

<東海大菅生・拓大第一>東海大菅生を破り喜ぶ拓大第一ナイン(撮影・郡司 修)

 ◇第106回全国高校野球選手権西東京大会5回戦 拓大第一10―9東海大菅生(2024年7月20日 スリーボンド八王子)

 あいつが打つなら、俺も打つ――。集中打が多いのは、それだけ強い絆で結ばれているからだ。勝機を見極め、一気に攻撃する拓大第一の“イケイケ打線”が東海大菅生に襲いかかったのは4回。打者14人で6安打、4四死球も絡めて一挙10点を奪い、04年以来の準々決勝進出を決めた。

 「勝つなら勢いで押し切るしかないと思っていた」。主将・西方優太(3年)の言葉通りの集中砲火だった。3点を追う4回。西方の右前打が猛攻撃の合図だった。適時打やスクイズも絡めて同点とし、なお無死満塁から9番・佐藤陵成(3年)が右前に勝ち越し打。その後も攻撃の手は緩めず、スコアボードに「10」を刻んだ。

 今夏はこの試合を含めた4試合で得点を挙げたイニングは12。そのうち3得点以上が6度もある。勢いに乗せたら怖い打線が最速145キロ右腕・宮本恭佑(3年)を筆頭に好投手がそろう優勝候補ものみ込んだ。9回に1点差まで迫られたが何とか逃げ切り、松井貴寛監督は「毅然(きぜん)と振る舞おうと思ったが、最後はこらえ切れなかった。これまでやってきたことが報われた」と涙を浮かべた。

 準々決勝の相手は昨夏5回戦で敗れた日大三。西方も「菅生に勝ったという自信がある。イケイケ、押せ押せで必ずリベンジしたい」と意気込む。夏の甲子園初出場まであと3勝。再び金星を狙う。

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