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菊池雄星 マエケンの前で粘りの6回途中4失点も7試合連続白星なし ドジャース補強候補としても“注目”

スポニチアネックス / 2024年7月21日 5時43分

タイガース戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星投手(AP)

 ◇ア・リーグ ブルージェイズ―タイガース(2024年7月20日 トロント)

 ブルージェイズ・菊池雄星投手(33)が20日(日本時間21日)、本拠でのタイガース戦に先発。6回途中4失点で降板し、自身7試合ぶりの勝利投手とはならなかった。

 菊池は初回に2死から連打を浴びてピンチを招くが、後続を断って無失点。序盤の山場を越えると、4回まで無失点投球で6奪三振の快投を見せた。

 5回には、2死から安打を許し、迎えたイバネスには左翼線に落ちる適時二塁打。先制を許し、さらに左翼手が打球をファンブルする間に、三塁まで進まれた。それでも落ち着いて追加点は許さなかった。

 5回には相手タイガースの3番手として前田健太投手がマウンドへ上がり、1回を無失点で切り抜けた。そして菊池も6回は続投したが、無死満塁のピンチを招き、94球で交代となった。その後、2番手で登板したリチャーズが満塁弾を浴びて、菊池は5回0/3を5安打4失点。粘りの投球を見せたものの、勝利投手の権利はない。

 また前田も自身2イニング目となった6回に、ゲレロに2ランを浴びるなど3失点した。

 結局、試合は3-7でブルージェイズが敗れ、菊池は9敗目(4勝)を喫した。

 菊池は、前半戦最後の登板となった14日(同15日)のダイヤモンドバックス戦は、4回2/3を投げて6安打7失点。7失点はメジャー自己ワーストタイ記録となった。

 今季はここまで20試合に登板して4勝8敗、防御率4・42。現在自身3連敗中で、6月11日のブルワーズ戦を最後に白星からは6試合遠ざかっていた。

 一方でチームは地区最下位に沈んでおり、7月31日のトレード期限までに、プレーオフ進出を狙うチームに菊池がトレードされる可能性も取り沙汰されている。大リーグ専門局「MLBネットワーク」の看板記者ジョン・モロシ氏は、ドジャースが今夏のトレード市場で菊池獲得に動く可能性があることを明かしている。

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