「虎に翼」新キャラ登場！高瀬に活 大地主の“容姿端麗な娘”朝ドラへの夢 同級生に笑われた注目株20歳

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第17週の人物相関図（番組公式サイトから）

　女優の伊藤沙莉（30）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は22日から第17週「女の情に蛇が住む？」に入る。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子（ともこ）の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

　番組公式サイトの第17週人物相関図。書記官・高瀬雄三郎（望月歩）に活を入れ、トラブルになった三条市の大地主・森口（俵木藤汰）の娘・森口美佐江（もりぐち・みさえ）が加わった。

　第77話（7月16日）、山へ現地調停に向かう途中、弁護士・杉田太郎（高橋克実）は佐田寅子（伊藤沙莉）に「森口さんとこのお嬢様もね、容姿端麗で、ば～か優秀なんですぜ」。森口も「将来は佐田さんとおんなじに、人のためになる職に就けさせてえと思ってんですわ。一度会って、お話ししてくだせえや」と語っていた。

　美佐江役を演じるのは、若手注目株の女優・片岡凜（20）。22年、歌手・優里のミュージックビデオ「レオ」でデビュー。TBS「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」「ペンディングトレイン―8時23分、明日　君と」などに出演し、今回が朝ドラ初出演になる。

　今年6月、自身のSNSに「学生の頃からぼっちだけど、一度だけ同級生に進学せず女優になって朝ドラに出ようと思ってると言ったら、数人に後々まで酷く笑われたことを思い出した。今日、朝ドラの撮影してて思った、人の夢や思いって笑わず見守るべきなんだなって」とつづり、話題を呼んだ。

　夢を叶えた片岡の演技が注目される。