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ドジャース 9回と延長10回にE・ヘルナンデスが起死回生の同点打2本 驚異の粘りで延長11回に突入

スポニチアネックス / 2024年7月21日 11時9分

6回、二塁打を放ち、二塁へ向かうドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース―レッドソックス(2024年7月20日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席で二塁打を放ち、日本選手メジャー歴代3位のメジャー通算800安打とした。1位はイチローの3089安打で、2位は松井秀喜の1253安打。

 1―2の6回先頭打者で迎えた大谷が快音を響かせた。5回まで1失点と好投していた右腕ベロに対し、カウント2―1から甘く入ったスライダーを強振。打球速度112.7マイル(約181.3キロ)の痛烈な打球はあっという間に左中間を破り、悠々と二塁に到達した。これが今季25本目の二塁打となった。そして、1死後にフリーマンが四球でつないで一、二塁とすると、T・ヘルナンデスの右前打で大谷が生還して同点。さらに二、三塁からパヘスが犠飛を打ち上げ、勝ち越しに成功した。

 チームは7回にレッドソックス・オニールに勝ち越し2ランを被弾。8回に1死満塁のチャンスを演出したが、6番ロハスの止めたバットに当たって投ゴロ併殺に倒れる不運もあって好機を活かせなかった。

 しかし、9回は代打のE・ヘルナンデスがかつての守護神ジャンセンから起死回生の同点弾を放った。さらに9番テイラーが左翼線二塁打で出塁すると、大谷は申告敬遠で歩かされた。2死後に前日に決勝の満塁弾を放ったフリーマンを迎えたが、右飛に打ち取られて延長戦に突入した。

 レッドソックスはオニールのこの日2本目本塁打となる2ランで2点を勝ち越した。しかし、ドジャースはパヘスが適時二塁打を放って1点差とすると、またもE・ヘルナンデスが中前適時打を放って再び同点に追いついた。E・ヘルナンデスは送球が本塁で送られる際に二塁を狙ったが、タッチアウトとなった。

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