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新序出世披露 日体大出身・85キロ級日本一の古田「すごく勉強になりました」前相撲でプロの難しさ痛感

スポニチアネックス / 2024年7月21日 13時47分

<大相撲名古屋場所・8日目>新序出世披露の(右から)豪聖山、古田、隈錦(撮影・井垣 忠夫)

 ◇大相撲名古屋場所8日目(2024年7月21日 愛知・ドルフィンズアリーナ)

 今場所の新弟子検査に合格した4人のうち付け出し2人を除く2人と、先場所合格した外国出身者1人、再出世を目指す3人の計6人による前相撲が、3日目から6日目までの4日間行われた。再出世の3人を除く、新弟子3人がこの日、新序出世披露を受けた。

 日体大時代に全国学生体重別選手権85キロ未満級で優勝2回の実績を持つ古田(23=二所ノ関部屋)は、兄弟子で日体大の1学年先輩にあたる十両・白熊の化粧まわしを締めた。前相撲では、北海道栄高出身の豪聖山(18=武隈部屋)や元三段目の富士泉(20=錦戸部屋)に敗れるなど苦戦。「アマチュアだと負けたら次の大会まで吹っ切れる期間があるけど、(大相撲は)負けても明日(の取組)が来るから精神すり減る」とプロの難しさを痛感し「すごく勉強になりました」と学びを得た。

 ほろ苦いデビューとなった前相撲。親方や兄弟子、他の部屋の先輩からもたくさんの激励を受けた。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)からは「前相撲で課題が見つかったんだから、次の場所までにそれを克服していけ」と今後につながる金言。日体大同期の関脇・大の里と1年先輩の十両・白熊の2人の兄弟子からは「勝っても負けても関係なくご飯行こう」と気遣ってもらった。さらに、日体大で世話になっていたという1学年先輩で同じ小兵の幕下・東俊隆(25=玉ノ井部屋)からは「もっと強いんだから頑張れ」と奮起を促す言葉をもらった。

 モンゴル出身で北海道栄高時代に全国高校金沢大会団体戦3位の実績を持つ豪聖山(18=武隈部屋)と、相撲未経験で入門した隈錦(20=武隈部屋)の2人はともに部屋の兄弟子の幕内・豪ノ山(26=武隈部屋)の化粧まわしを締めて土俵に上がった。

 3日目から4日間行われた前相撲の成績は以下の通り。

 ▽3勝0敗

 中島(25=武蔵川部屋)※再出世

 ▽3勝1敗

 豪聖山(18=武隈部屋)本名=バータル・ムンクオド。北海道栄高出身

 富士泉(20=錦戸部屋)※再出世

 ▽2勝3敗

 古田(23=二所ノ関部屋)本名=古田賢悟。日体大出身

 ▽1勝3敗

 蒼富士(21=伊勢ケ浜部屋)※再出世

 ▽0勝4敗

 隈錦(20=武隈部屋)本名=原田麗央

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