石丸伸二氏のメディア対応、ビートたけしの見方は…「そりゃ怒るよな」 「世の中を動かす」ための助言も

石丸伸二氏

　お笑いタレントのビートたけし（77）が21日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」（日曜正午）で、東京都知事選で大健闘した前安芸高田市長の石丸伸二氏（41）へ“アドバイス”を送る場面があった。

　スタジオにゲストとして登場した石丸氏を前に、「都知事選挙が終わった後、自分が見るのはYouTubeだったりなんかするんだけど、石丸さんを中心とした話がいっぱい出て、芸能界のなんか間抜けな文化人面してるやつらが文句言ったり、いろいろあるけども」と切り出した、たけし。

　石丸氏の選挙特番でのメディアとのやり取りには賛否両論の声が上がった。受け答えが高圧的だという批判がある一方、番組の質問者側に問題があるという意見も。石丸氏は選挙後に出演した番組で「メディアにもっとちゃんとしてほしい」という思いがあったとし、物議を醸したやり取りについては「完全に戦略です」と説明していた。

　たけしは「俺が思うにはですね、話題になったのは選挙後なんだよね。選挙後の石丸さんのメディアに対する対応の仕方についていろんなやつがいろんなこと言ってるんだけど。それ見てて自分のことと比較すると身につまされた、そりゃ怒るよな、同じ質問ばっかりでっていうのはあって」と石丸氏のメディア対応に理解を示す。

　そして、これを笑顔で聞いていた石丸氏へ“たけし流”のアドバイスを送る場面も。「ただ、石丸さんが政治で有権者をまとめていくためには“何でそんなことわからねえんだ”っていうようなことまでも、ちゃんと誠意を持って答えた風にしないと、世の中って動かねえっていうか、あるよね」と話していた。