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巨人・菅野智之「粘り強く投げられたかな」 6回を無四球1失点でチーム単独トップ8勝目

スポニチアネックス / 2024年7月21日 16時33分

<中・巨>5回のピンチでカリステを三振に斬る菅野 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人4―1中日(2024年7月21日 バンテリンD)

 巨人の菅野智之投手(34)が21日の中日戦(バンテリンD)で今季14度目の先発登板。6回5安打1失点と好投し、チーム単独トップとなる8勝目(2敗)をマークした。

 開幕から14試合連続で同学年の盟友・小林誠司捕手(35)とのバッテリー。前回登板した14日のDeNA戦(東京D)では初回に4点先制を許し、その後は立ち直ったものの5回5安打4失点で今季2敗目を喫した。菅野が1試合で4失点するのは今季初めてという悔しい内容だった。

 その反省を踏まえて上がったマウンド。初回をテンポ良く立ち上がると、序盤から変化球主体の投球でアウトを重ねた。

 0―0のまま迎えた3回には2死からカリステ、後藤に連打されて一、三塁のピンチを迎えたが、前の打席で安打されている3番・高橋周をフォークボールで空振り三振に仕留めて無失点。

 すると、5回の攻撃で6番・若林に西武から移籍後初の一発となる先制の1号2ランが飛び出し、菅野も笑顔。6回には吉川の三塁打とヘルナンデスの犠飛で1点、若林の内野ゴロの間にもう1点を加えてリードを4点に広げた。

 その裏、菅野は昨季までチームメートだった同学年の相手4番・中田にカウント1―1からの3球目カットボールを左翼スタンド中段に運ばれ、この試合初めて失点。この回を投げ切って降板となった。

 菅野の投球内容は6回で打者23人に対して89球を投げ、5安打1失点。5三振を奪い、四死球なし、直球の最速は149キロだった。

 なお、5回には相手先発左腕・松葉から左前打を放ち、開幕から14試合25打席目にして今季初安打もマーク。菅野の安打は2023年9月23日の広島戦(東京D)で右中間二塁打して以来302日ぶりとなっている。

 ▼菅野 先制点を与えないように意識しながら投球しました。ランナーを背負いながら、粘り強く投げられたかなと思います。また次に向けて調整します。

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