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若隆景は攻め込むも、大関経験者の正代の突き落としに敗れる

スポニチアネックス / 2024年7月21日 16時57分

<大相撲名古屋場所・8日目>若隆景(右)を突き落とした正代(撮影・井垣 忠夫)

 ◇大相撲名古屋場所8日目(2024年7月21日 ドルフィンズアリーナ)

 昨年名古屋場所以来1年ぶりに幕内復帰した東前頭14枚目の若隆景(29=荒汐部屋)は大関経験者の東前頭10枚目の正代(32=時津風部屋)に突き落とされ、5勝3敗となった。

 立ち合いは左で上手を取れなかったものの、強烈におっつけて右四つ。のど輪をまじえて攻め込んだ。正代の左巻き替え、もろ差し狙いの動きに対し、若隆景は左上手の出し投げで相手の体勢を崩した。相手に横に付こうと体を寄せる際に足が流れ、前のめりに崩れた。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「左おっつけ、その後の、のど輪も良かった。胸が合うのを嫌って出し投げを打った後に足がついていかなかったですね。それだけ正代は体が動いているということ」と指摘した。

 勝った正代は今場所連敗スタートも3日目から6連勝。花田氏は「これはノッてますよ。後半戦へ向けて面白い存在」と優勝争いにからむ活躍を期待した。

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