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巨人が5年ぶり首位ターン決定!V確率は実に85% 5カード連続勝ち越しで778日ぶり貯金8

スポニチアネックス / 2024年7月21日 21時15分

<中・巨>試合後、阿部監督はファンの声援に応える (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人4―1中日(2024年7月21日 バンテリンD)

 巨人は敵地でのデーゲームで中日を下して2連勝。5カード連続勝ち越しを決め、球宴前の前半戦ラストマッチを白星で締めくくった。

 貯金8は阿部体制初で、2022年6月4日以来778日ぶり。この勝利で勝率.548として暫定首位に浮上し、その後、広島がナイターで行われた阪神戦(甲子園)に敗れて勝率.538となったため、巨人の2019年以来5年ぶりとなる前半戦首位ターンが決まった。

 巨人の単独首位浮上は今月18日以来3日ぶりで、前半戦首位ターンは2019年以来5年ぶり35度目。過去34度のうち29度優勝しており、V確率は85%となっている。

 なお、巨人が最後に優勝した2020年はコロナ禍で球宴が開催されず。前半戦、後半戦の区切りはつけられなかったが、全120試合の半分を消化した60試合時点で首位だった。

 巨人はこの日、若林が5回の先制&決勝の1号2ランを含めて3打点。6月24日に松原との交換トレードで巨人に移籍した若林は西武在籍時に今季3本塁打しており、同一シーズンで両リーグ本塁打は昨年の広岡大志(巨人→オリックス)以来、史上9人目となっている。

 投げては先発右腕・菅野が4―0で迎えた6回、昨季までチームメートだった同学年の相手4番・中田に一発を浴びたものの、6回を5奪三振無四球の5安打1失点好投でチーム単独トップとなる今季8勝目(2敗)。

 7回には2番手右腕・ケラーが2安打1四球で2死満塁のピンチを招いたが、3番手左腕・高梨がわずか2球で火消し。8回にも4番手左腕・バルドナードが3四球で2死満塁のピンチを招いて降板となったが、ここでも5番手右腕・船迫が昨季まで同僚だった代打・中島に対して3球連続ボールから1ストライクを取ったあとの5球目で遊ゴロに打ち取り、9回は守護神・大勢の継投で逃げ切った。

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