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パリ五輪代表・山田“下克上”だ!ビッグマウスも復活「バックアップメンバーだと思っていない」

スポニチアネックス / 2024年7月22日 4時57分

全体練習で調整するパリ五輪日本代表の(左から)山本、山田、荒木(撮影・滝本雄大)

 パリ五輪代表は20日、1次リーグ2試合の舞台となるボルドー市内で初の公式練習に臨んだ。バックアップメンバーのMF山田楓喜(23=東京V)が練習に合流し、1次リーグD組初戦のパラグアイ戦で先発を勝ち取ることを誓った。心身不調のどん底から戻ってきた技巧派レフティーが、メダル獲得への突破口を開く。

 遅れてきた山田の視線は初戦のパラグアイ戦に向けられていた。急きょ渡仏し、練習に合流すると持ち前のビッグマウスが飛び出した。「バックアップメンバーだと思ってない。初戦から、最初から出るつもりでいるし、チームを勝たせる準備はできている」

 ルール変更があり、バックアップ4人を加えた22人の中から体調面などを考慮して試合ごとにメンバー18人を選べる方式となった。ボルドーまで単身の移動となったが、士気は高まり、疲れを感じさせない切れのある動きを見せた。

 4~5月の五輪最終予選後、心身の不調に苦しんだ。「体が動かないし、息もすぐ上がる状態でベッドからも起き上がれなかった」。2週間ほどサッカーから離れ、一時は五輪の思いも断ったが、はい上がってきた。左足のFKは言うまでもなく大岩ジャパンの飛び道具。山田は「そこで違いを出せる。自分でそのチャンスをつかみにいくだけ」と目をギラつかせた。

 ≪俺たちも下克上 植中ゴールに絡む≫バックアップメンバーのMF植中、DF鈴木、GK佐々木が21日、羽田空港からフランスに向かった。MF佐野(NECナイメヘン)に代わって追加招集された植中は「ゴールに直結するようなプレーを見てもらいたい」と強調した。所属の横浜では今季ACL準決勝第2戦で2得点、決勝第1戦でも1得点と勝負強さを発揮。「手応えはある。負けても収穫はあった。五輪で生かしたい」とバックアップからの下克上を誓った。

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