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「新・日曜日の男」阪神・西勇 大量援護呼ぶ粘投で4勝 「みんなが気持ちよく打って良かった」

スポニチアネックス / 2024年7月22日 5時19分

<神・広>先発した西勇(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 阪神12-3広島(2024年7月21日 甲子園)

 「新・日曜日の男」の西勇が試合をつくった。6回9安打2失点で、6月13日のオリックス戦以来の白星となる4勝目。甲子園では登板14試合目にして今季初勝利となった。日曜日は才木に代わって初めて登板した6月30日のヤクルト戦から3試合勝ち星がなかったが、前半戦最終戦にようやくつかみ取った。

 「借金と、貯金で終わるのは全然違う。みんなが気持ちよく打って良かった」

 連日の嫌な流れから立て直した。0―0の2回1死から坂倉、石原、矢野に3連打を浴びて先制を献上。それでも後続を打ち取って最少失点で踏ん張った。6―1の4回1死三塁では石原を右飛、矢野を一ゴロに打ち取り、無失点。過去2戦14回無失点だった“コイキラー”ぶりは健在で粘りの投球を見せた。

 「最終的に(打線が)打てて良い気持ち。しっかりみんなが切り替えて、いい流れでやっていけたら」

 打線の爆発を呼んだベテランは、後半戦へ目を向けた。(杉原 瑠夏)

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