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塔南・開建「統廃合による連合チーム」は近畿王者に惜敗 後輩に新校名で聖地出場を託す

スポニチアネックス / 2024年7月22日 5時32分

<塔南・開建 京都国際>塔南と開建の2つのユニホームでの最後の試合を終えて涙する選手たち(撮影・河合 洋介)

 ◇第106回全国高校野球 京都大会4回戦 塔南・開建3―4京都国際(2024年7月21日 わかさスタジアム京都)

 塔南・開建が今春の近畿大会王者・京都国際に1点差の惜敗で4回戦敗退となった。4回に一挙4安打で2点を先制したが及ばず、主将の鳥潟永志(とりかた・ひさし=3年)は「塔南の名前を甲子園に刻もうと本気でやってきたので悔し過ぎて…」と号泣した。

 塔南が再編されて23年4月に開建が開校した。今夏は全国に4チームある「統廃合による連合チーム」の一つとして3年生は塔南、1、2年生は開建のユニホームを着用してプレー。塔南の校名が残る最後の夏に甲子園初出場を目指していた。鳥潟主将は「どれだけいい試合をしても、勝たないと次につながらない。(後輩には)OBの方々の伝統を引き継ぎ、開建の名前を甲子園に刻んでほしい」と新校名での聖地出場を願った。

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