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【バスケ男子】日本 渡辺雄復帰!八村が両チーム最多29得点も…強豪セルビアに敗戦、2連敗でパリ五輪へ

スポニチアネックス / 2024年7月22日 4時45分

日本代表・八村塁

 ◇国際強化試合 日本100ー119セルビア(2024年7月21日 セルビア・ベオグラード)

 男子バスケットボール日本代表(世界ランク26位)は、現地時間21日(日本時間22日)にパリ五輪前最後の国際強化試合でセルビア(同ランク4位)と対戦。前半は一桁点差で折り返したが、後半に一気に突き放されて100ー119で敗戦した。八村塁(26=レイカーズ)が5本の3Pシュートを含む両チームトップの29得点をマークした。

 現地時間19日(日本時間20日)に本番でも対決するドイツ(同ランク3位)との国際強化試合では、21年東京五輪以来3年ぶりの代表復帰初戦となった八村は19点をマーク。しかしドイツに3Pシュートを高確率で決められるなど83ー104で大敗した。

 パリ五輪前最後の強化試合となったこの試合では、左ふくらはぎ肉離れで離脱していた渡辺雄太(29=千葉)が復帰。八村、渡辺雄、ジョシュ・ホーキンソン(29=渋谷)、河村勇輝(23=横浜)、吉井裕鷹(26=三遠)の5人がスタメンに名を連ねた。

 第1Q序盤で0―7のランをくらったが、ホーキンソンの豪快ダンクがチーム初得点。その後、渡辺雄も右ウイング付近から復帰後初3Pを決めた。残り5分ごろに八村のフリースローライン付近からのジャンプシュートで12―12と同点に追いついたが、その後は再び0―11のランをくらってしまって一気にリードを広げられて、このクオーターは23―33で終えた。

 第2Qは八村のトップからの3Pシュートから始まった。しかしこのクオーターでも0―8のランをくらってしまう。その後、渡辺雄の3Pシュートをきっかけに、途中出場のジェイコブス晶(20=ハワイ大)、八村、ホーキンソンが3Pシュートを決めて差を詰めて、前半は52―59で折り返した。

 第3Qは渡辺雄が後半チーム初得点をマークしたが、スタートから3分弱で八村、ホーキンソンがファール4つずつと厳しい展開となった。速攻パスで失点するなど残り6分36秒まで2―12のランで一気に差を広げられた。悪い流れの中で河村が3本の3Pシュートを決めて躍動した。

 第4Qも八村がチームをけん引したが、勝ち越すこと出来ず敗戦。欧州での国際強化試合は2連敗でパリ五輪へ向かうことになった。

 八村は第3Qにファールトラブルで、プレー制限がありながらも30分プレーして5本の3Pシュートを決めて両チームトップの29得点。復帰した渡辺雄も15分プレーして2本の3Pシュートを含む10得点。前半無得点だった河村は後半に4本の3Pシュートを決めて12得点をマークした。

 チームとすれば、3Pシュートを46本放ち、20本成功。3P成功率は43・5%と目標である40%を超えてきた。

 ベスト8進出を目指すホーバスジャパンは、パリ五輪1次リーグ初戦でドイツ(27日後8時30分開始)と対戦。2戦目では世界ランク9位の開催国フランス(31日午前0時15分開始)と激突。1次リーグ最終戦はオリンピック最終予選を勝ち上がってきた世界ランク12位のブラジルと対決する。

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