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大谷翔平 日本選手初4年連続30本塁打「長打はもちろん持ち味」も「一番は出塁。そこのバランスが大事」

スポニチアネックス / 2024年7月22日 12時8分

5回、今季30号を放つドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇インターリーグ ドジャース9―6レッドソックス(2024年7月21日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で4試合ぶりの今季30号を放ち、日本選手初の4年連続30本塁打を達成した。日米通算では249本塁打とし、節目の250本塁打にもあと1とした。3打数1安打1打点でレッドソックス3連戦のスイープに貢献した。

 試合後、取材に応じた大谷は、日本選手初4年連続30本塁打を達成したことについて「長打はもちろん持ち味だとは思うので、その状況、状況によって。一番は出塁を考えないといけないですし、そことのバランスが大事かなと思います」と話した。

 後半戦が再開した最初のレッドソックス3連戦でスイープできたことには「昨日も一昨日も難しいゲームだったと思うので、モノにできているのが今日のいい流れにつながっていると思う。今日勝ったことが明日につながってくれればと思います」と話した。

 5回までに4本の本塁打が飛び出した一戦。本塁打リーグトップを走る大谷も負けているわけにはいかなかった。前を打つバーンズが今季初本塁打を放つと、大谷も続いた。カウント2―1から右腕クロフォードのカットボールを捉えると、打球は右翼席上段まで一直線。打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、28度の角度で上がった打球は特大の473フィート(約144.1メートル)弾となった。豪快な一発に本拠ファンも大熱狂に包まれた。

 本塁打王を争うブレーブスのオズナが20日のカージナルス戦で27、28号と連発して大谷に1本差に接近。本塁打王争いが再び激化しているが、これで再び2本差に放した。

 試合は米スポーツ専門局「ESPN」が全米中継した注目の一戦。その一戦で今季チーム最多を更新する1試合6本塁打が飛び出し、大谷が主役を務めた。

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