高岡達之氏 バイデン氏の大統領選撤退表明は「一番名誉ある撤退の形を演出なさっている」

日本テレビ社屋

　読売テレビの高岡達之特別解説員（60）が22日、日本テレビ系「ミヤネ屋」（月～金後1・55）に出演。11月の米大統領選で再選を目指した民主党のジョー・バイデン大統領（81）が21日、選挙戦撤退を発表したことに言及した。

　6月の討論会で高齢による心身の衰えへの懸念が再燃し、民主党内で交代を求める圧力が強まっていた。来年1月まで残る任期の職務に専念するとし、共和党候補ドナルド・トランプ前大統領に対抗する後継の民主党候補としてカマラ・ハリス副大統領を支持すると表明した。

　これについて、高岡氏は「一番名誉ある撤退の形を演出なさっていると思います。やはり、自分の右腕で選んだ副大統領を後継者にするということは、全く無名の人に任されたわけでもありませんしね」と解説。

　「それに、土日っていうのはアメリカの方々が一番好む、家族とゆっくり話したのでしょうねということが、本当かどうかは別として、一番アメリカの方々の、ふに落ちる結論でしょう」と語り、最後に「オバマ前大統領の支持を明言されていないのが、ちょっと不気味です」と述べた。