ラグビーリーグワン1部静岡が始動 藤井監督が頂点へ意欲示す「優勝を目指してやっていきます」

円陣で選手に言葉をかける藤井監督

　ラグビーリーグワン1部静岡が22日、静岡県磐田市内で始動した。就任2季目の藤井雄一郎監督（55）は「優勝を目指してやっていきます」と12月21日の開幕へ意欲を高めた。

　主将の発表はなかったが、引き続き南アフリカ代表のNo・8クワッガ・スミス（31）に任せることも示唆した藤井監督は「しっかりケガをしない体をつくり、細かなスキル（技術）も徐々に。まずはディフェンスとキックから落とし込んで、バランスよく」と昨季8位からのジャンプアップのプランを明かした。

　新加入のプロップのシアレ・マヒナ（18＝オーストラリア）、フランカー兼ロックのシモン・ミラー（23＝南アフリカ）も合流。2人の兄がリーグワンでプレーするマヒナが早期出場に意気込み、ミラーも「いいスタートを切ることができました。セットプレーなど自分の強みをチームに生かしていけるように」と士気を高めた。