大栄翔が2年ぶりの照ノ富士戦で善戦「思い切ってできた」割崩しや休場で見送られ続けた念願の対戦
スポニチアネックス / 2024年7月22日 20時50分
◇大相撲名古屋場所9日目(2024年7月22日 愛知・ドルフィンズアリーナ)
2差単独首位の横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が小結・大栄翔(30=追手風部屋)を下して9戦全勝とした。
立ち合い鋭い当たりから突っ張って前に出る大栄翔に対して照ノ富士は左へ回り込んでしのいで押し返すと反撃に転じ、最後は右おっつけで前に出てからの右上手出し投げで仕留めた。善戦するも及ばなかった大栄翔は「立ち合い良かったけど力が足りないという感じ。つかまったら何もできないので、もっと攻めないといけないと思いました」と悔やんだ。
両者の対戦は、2022年名古屋場所以来ちょうど2年ぶり。この2年間、大栄翔が上位総当たりの対戦圏内を保ち続けているにもかかわらず11場所連続で対戦がなかった。照ノ富士は11場所中、5場所全休で4場所途中休場。うち2場所は対戦が組まれたものの当日休場で不戦敗だった。照ノ富士が15日間皆勤した昨年夏場所と今年初場所では本来対戦が組まれるはずだったが「割崩し」によってこれまた実現せず。昨年夏場所は朝乃山、今年初場所は大の里と、当時平幕下位で大勝ちしていた力士が抜擢された代わりに「照ノ富士―大栄翔」の割は外されていた。
対戦がなかった2年の間に、大栄翔は三役定着して大関獲りも経験。「胸を借りるつもりで思い切ってできました」。ようやく実現した対戦で力を試したが、優勝争いを独走する横綱を止めることはできなかった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「まだ10日間もあるからね」照ノ富士ただ一人初日から5連勝も冷静
スポーツ報知 / 2024年7月19日 5時30分
-
照ノ富士、単独首位堅持 無傷5連勝は昨年夏場所以来 八角理事長「厳しい立ち合いになってきた」
スポーツ報知 / 2024年7月18日 20時41分
-
照ノ富士、休場明けで白星発進 名古屋場所も初日から波乱…3大関そろって土 先場所V大の里も敗れる
スポニチアネックス / 2024年7月14日 18時3分
-
【大相撲名古屋場所】大関昇進の可能性もある大の里は初日に御嶽海と対戦 高田川審判部長は内容を重視
スポニチアネックス / 2024年7月12日 10時46分
-
照ノ富士が名古屋場所出場へ「それに向けて調整してきたので」師匠の伊勢ケ浜親方が明言
スポニチアネックス / 2024年7月11日 15時41分
ランキング
-
1《江川卓、1984年オールスター8連続三振》40年目の真実「あの日は肩が痛くなかった」、バッテリーを組んだ中尾が明かす「パスボールしろよ」発言
NEWSポストセブン / 2024年7月22日 11時13分
-
2大谷翔平の144m弾より「広告に目いったわ」 日本企業の“宣伝効果”が「えげつない」
Full-Count / 2024年7月22日 10時28分
-
3ストレッチャーで運ばれ途中退場したバレー日本代表の高橋健太郎 パリ五輪まで約1週間ケガの状態を明かす
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 10時41分
-
4日本ハム 誹謗(ひぼう)中傷の投稿に注意喚起 法的措置も視野
スポニチアネックス / 2024年7月22日 13時51分
-
5大谷翔平、日本人初4年連続30号は144m超特大弾 本拠地どよめき…日米通算250号王手
Full-Count / 2024年7月22日 9時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)