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【高校野球】主務が打った! 高田の“裏方”が8強貢献「野球への関わり方として…」

スポニチアネックス / 2024年7月22日 21時34分

<高田・暁>8強進出を決めて喜ぶ高田ナイン(撮影・河合 洋介)

 ◇第106回全国高校野球三重大会3回戦 高田16ー5暁(2024年7月22日 津市営)

 高田が暁を16―5の8回コールドで制し、2021年以来3年ぶりの8強進出を決めた。

 裏方も兼務する球児が15安打16得点の大勝に貢献した。

 「8番・三塁」の横山勝一朗(3年)が2安打3打点と躍動。同点の4回2死一塁で左中間への勝ち越し二塁打、7回1死二、三塁では中前適時打を決めた。

 「ここまで無安打だったので応援してくれる人のために思い切り振ろうと思っていました」

 横山勝は、高校野球では珍しい「主務」を兼務している。事務的な役割を担う主務は、主に大学野球で採用されることが多い中、同校では選手が担当し、チームへの連絡担当役などを任されている。

 主務制について、稲垣聡支監督は「大学には選手よりも大変かもしれない主務という仕事がある。社会に出ていく上で凄く勉強になる。野球への関わり方として、こういう方法もあるということを知ってほしい」と説明。横山勝は「今後の人生にもつながると思うし、主務をやってきて良かった」と明かした。

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