1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

阪神・才木 23日初球宴初先発「普通に“ぺぺっ”てやって終わり」 8年目での夢舞台は自然体で

スポニチアネックス / 2024年7月23日 5時17分

オールスターのため北海道入りした阪神・才木 (撮影・須田 麻祐子)

 阪神・才木浩人投手(25)が22日、ファン投票選出で初出場する「マイナビオールスターゲーム2024」に備えて北海道入りした。23日の第1戦(エスコン)の全セの予告先発として発表され、第1球には直球ではなくカーブやナックルを予告。8年目で初の夢舞台を自然体で楽しむことを誓った。24日付のスポニチ本紙で独占手記を掲載する。

 才木は夢舞台のマウンドでも自分らしい快投を思い描いた。

 「普通に“ぺぺっ”てやって終わりかなと。だめ?2イニングなので楽しんで投げられたらなと」

 開幕から先発ローテーションを皆勤し、チームトップ8勝で防御率1・20。2度の1―0完封など確かに「ぺぺっ」と簡単に打者をねじ伏せてきたように見える。8年目での初出場に気負いはない。関西出身(神戸市生まれ)でエンターテイナー気質も兼ね備える若き大黒柱は、全セの先発として投じる第1球について話題が及ぶと頬を緩ませた。

 「カーブか真っすぐの二択で悩んでいます。(カーブなら)とことん山なりのボールで。キャッチャーにも言わずに決めようかな」

 自慢の直球一択ではなく、精度向上で自信を付けたカーブを選択肢に加えた。さらに本紙取材に答えた際には「基本カーブすかね。ちょっと新球を試そうかなとも。ナックルボールを」とニヤリ。公式戦ではもちろん、練習をしたことも少ないであろう“魔球”投入もにおわせた。

 他球団のスター選手との交流も球宴ならではで、選出時に名前を挙げた巨人・岡本和と距離を縮めることを改めて熱望した。2学年上の先輩は同じ関西の奈良県出身。「おもろそうなので。その場の勢いに任せて」とリーグ優勝を争う宿敵の主砲との絡みを思い浮かべた。普段から意識高くトレーニングに励むだけに“本命”は他にもいる。

 「(中日の)高橋宏斗君とかトレーニングとかどんなんしてるかちょっと気になる。やっぱ球速いし、試合の終盤で155キロとか出るから。そういう面でトレーニングどういうのやってるのかなと。聞くというよりは興味がありますね」

 現状で規定投球回に4イニング不足だけで驚異的な防御率0・52を誇る4学年下の同じ右腕。タイトル争いの好敵手との意見交換を楽しみにした。「ほんまに祭りみたいな感じなので。何も気にせず楽しみたいと思います」。晴れ舞台を前にしても変わらず自然体だった。(遠藤 礼)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください