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東洋大姫路 背番号17の磯尾が12Kの力投で8強へ導く 岡田監督「今日は磯尾君さまさまです」

スポニチアネックス / 2024年7月23日 6時2分

<東洋大姫路・三田学園>先発し、12奪三振無失点の好投を見せた東洋大姫路・磯尾(撮影・中辻 颯太)

 ◇第106回全国高校野球選手権兵庫大会5回戦 東洋大姫路2ー0三田学園(2024年7月22日 姫路ウインク)

 東洋大姫路は背番号17の磯尾晃太(3年)が102球の力投を見せ、岡田龍生監督(63)のもとで初の8強進出へ導いた。被安打3の12奪三振で8回無失点。「体の使い方が良かった。投げる角度、左足の位置」と胸を張った。

 20人のうち3年生は8人。1、2年生が中心で、今回の先発9人でも主将で「3番・三塁」の露本一惺ら3人しかいない。磯尾は1年時に右肘を痛めて昨夏にやっと投球再開。3年間を通じて登板は多くなく「春の県大会の17番が、そのまま僕の番号になりました」という。岡田監督の就任と同時期に入学した世代の一人。最後の夏に3回戦に続く2度目の先発で奮起し、「今日は磯尾君さまさまです。でも、8強なんだから、もっと野球を楽しんで欲しいなあ」とねぎらわれた。

 「監督はいつもあんな感じで僕たちを指導してくれる。履正社の時の話が多いですかね。3年生がいい景色を見ていないから、ベンチで声が出ないって言われます」

 履正社(大阪)ではヤクルト・山田、阪神・坂本らを育てて19年夏に全国優勝。22年4月から母校を率い、「先輩が見た甲子園の景色を後輩が見ることによってチームが育つ」と説いてきた。一昨年夏は4回戦、昨夏は5回戦で敗退。階段を一つずつ上がり、準々決勝まで来た。春季大会準決勝では選抜準優勝の報徳学園を5―1で撃破。「あと3戦。3年生は8人と少ないけど、全員が一つになって」。磯尾はまだ見ぬ13年ぶりの“夏の景色”を思い浮かべた。 (千田 篤史)

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