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姫路西 超進学校の熱き夏が終わった… 次はペンと参考書の戦い 174球完投の渡辺は阪大目指す

スポニチアネックス / 2024年7月23日 6時2分

<姫路西・社>試合に敗れ、ベンチ前で悔しさを見せる姫路西ナイン(撮影・中辻 颯太)

 ◇第106回全国高校野球選手権福兵庫大会5回戦 姫路西4ー7社(2024年7月22日 姫路ウインク)

 姫路西は善戦及ばず5回戦で敗退した。

 初回2死二、三塁から主将を務める「5番・左翼」の島谷聡(3年)の右翼線適時打で2点を先行。最速145キロを誇る「1番・投手」の渡辺照英(3年)は中盤に逆転を許しても最後までマウンドを守り続け、9回7失点で174球を投げ抜いて完全燃焼した。

 14年ぶりの16強を勝ち取り、今春まで3季連続甲子園出場の社から奪った10奪三振は勲章だ。「みんなが励ましてくれたから完投できた。5回くらいから両足がつっていた感じで…。でも全力投球できたので悔いはない」

 難関国立の大阪大への進学を希望し野球は高校で終えるつもり。「まだ成績が足りてないんで頑張らないと」。今春卒業生で東大2人、京大12人の現役合格者を出した超進学校。新たな闘いが始まる。

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