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祖父・琴桜は名古屋で初V 孫は同じ大関で全勝の照ノ富士を2差で追走 「目の前の相撲を集中して」

スポニチアネックス / 2024年7月23日 4時17分

<大相撲名古屋場所9日目>平戸海(左)を押し出しで下す琴桜(撮影・椎名 航)

 ◇大相撲名古屋場所9日目(2024年7月22日 愛知・ドルフィンズアリーナ)

 大関・琴桜が小結・平戸海を押し出し、初日からの連勝を9に伸ばした横綱・照ノ富士との2差を守った。横綱だった祖父のしこ名を継いで2場所目。祖父が大関時代の68年、初優勝した名古屋場所で孫も初優勝を目指す。2敗は琴桜と美ノ海の2人になった。

 好調の新三役を土俵下まで押し出した。琴桜得意の右を封じようと、平戸海が低く左前みつを取りにきた。受け身から右をねじ込み、すくい投げを打ちながら差し手を返して前へ出た。

 「しっかり取れたのでは?その日の一番のために準備している」。冷静に振り返る琴桜を、高田川審判長(元関脇・安芸乃島)は「強い相撲。圧力勝ちだった」と称えた。

 祖父のしこ名を夏場所前に継ぎ、琴桜で臨む初の名古屋場所。その初優勝は大関時代、13勝した68年名古屋場所だった。56年後、孫は同じ大関で全勝の照ノ富士を2差で追う。「優勝争いは考えてない。目の前の相撲を集中して取ることが、つながってくる」と淡々と語った。

 場所後の8月11日、父で師匠・佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の故郷・山形県尾花沢市で夏巡業が予定される。同親方によれば昨年8月、琴桜は結城裕市長に「大関として戻る」と約束したという。有言実行の凱旋に、手土産がもう一つ加われば申し分ない。 (筒崎 嘉一)

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