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永瀬拓矢九段 王座戦挑戦者に決定 9月から藤井聡太王座と5番勝負

スポニチアネックス / 2024年7月23日 5時23分

王座戦挑戦者に決まった永瀬拓矢九段

 将棋の第72期王座戦挑戦者決定戦は22日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の永瀬拓矢九段(31)が羽生善治九段(53)を114手で下し、藤井聡太王座(22)=王将など7冠=への挑戦権を手にした。5番勝負は9月4日に神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」で開幕する。

 勝った永瀬は「全体を通して難しいところが多い将棋でした」と振り返った。中盤から奪ったリードを着実に広げての快勝にみえるが、本人は慎重だ。最後の最後で間違えば勝敗が瞬時に入れ替わる状況。9カ月前の悔しい敗戦もそうだった。

 名誉王座が懸かった昨年の5番勝負では終始主導権を握りながら1勝3敗で失冠。藤井の史上初の全8冠達成という大偉業の引き立て役となってしまった。決着局の第4局は勝勢の最終盤に無念の失着。身をよじり、頭をかきむしって悔しさをあらわにした。その借りを返す絶好のチャンス。「運命を感じます。この1年、精神的な弱さに向き合ってきた。勝てるようにしたい」。練習将棋の相棒でもある藤井とは「最近五分五分の星」とも明かす。リベンジの機会に目を輝かせた。

 羽生は日本将棋連盟の現役会長として38年ぶりのタイトル戦出場を狙ったものの、昨年1、2月の第72期ALSOK杯王将戦以来となるひのき舞台登場まで一歩及ばなかった。「残念でした。また次の機会に頑張りたい」と目を伏せた。(我満 晴朗)

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