元木大介氏 キャンプ同部屋で見た清原和博氏の予想外の姿「“行くぞ”と言われんのかな、と思っていたが」

巨人時代の元木大介（左）と清原和博

　元巨人の元木大介氏（52）が、23日までに更新されたナイツ・塙のYouTubeチャンネルに出演。親交のある清原和博氏（56）との思い出を語った。

　10代の頃から憧れていた清原氏とは、プロ入り直前に食事の席を共にする事があった。そこから親交が始まり、ついには巨人で同僚となった。

　キャンプでは同部屋に指名。「豪快なイメージしかないから。部屋でずっと飲んでんじゃないのか」と当初は予想していた。ところが「たたき起こされて“行くぞ”と言われんのかな、と思っていたけど、ほぼほぼ寝てましたね」と意外な一面を見ることになる。

　さらに「自分のテリトリーのところに俺が入ると“ええから。気を使うな”」と声を掛けられ、「ずっと部屋にいらっしゃるから、なんか豪快なイメージ無いな」と見た目とは180度違ったという。

　もちろん休日には酒席もあったが、「（清原氏は）ちょうどあの時はトレーニングとか始めたころだから、食事とかも色んなことを考えていた」と肉体改造のためのトレーニングを中心に毎日を過ごしていた。

　思い出に残っているのは、キャンプイン前日。「部屋に入ったときに1番初めにやったのが自分のユニホームを見て、それを袋から出してすぐに着て、ガラスに映っているのを自分で見て、“どうや、似合うか？”」と元木氏にうれしそうに尋ねてきたという。その後「きれいにハンガーに掛けて、明日の準備をしていました」と整理整頓して、「俺、友達も誰もいないから、キャッチボール一緒にやろうや」と元木氏に声を掛けてきた。

　そこからは常にキャッチボール相手に指名。「うれしかったのは、俺がケガして2軍に行ったときに、試合前のキャッチボールを清原さんはしなかったらしいです。“お前おらんから、せえへんかった”と。“相手はお前や”と言ってくれて」と元木氏以外に“浮気”はしなかった。

　塙は「一番最初に着たときのを見ているのがすごいですね」と巨人ファンならではの感想を口にし、元木氏は「全部見てきた」と清原氏との思い出を語っていた。