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東海理化 エース池田大が粘投も2年連続勝利ならず 「来年必ず戻ってくる」

スポニチアネックス / 2024年7月23日 5時14分

<東海理化・ENEOS>東海理化先発の池田大(撮影・篠原岳夫)

 ◇第95回都市対抗野球第4日 東海理化0―6ENEOS(2024年7月22日 東京D)

 東海理化は54回目の出場を誇る強豪・ENEOSに0―6で破れ、2年連続初戦突破はならなかった。先発した池田大将投手(28)は5回途中2失点で降板。昨年、チームを都市対抗初勝利に導いたエースは「立ち上がりは悪くなかったが(5回の)先頭四球の走者を還してしまったし、その時に打たれた適時打も内角要求が甘くなった。まだまだ自分のコントロールが足りなかった」と悔やんだ。

 昨年に東海理化の歴史を塗り替えた右腕は、今季も大車輪の活躍。東海地区第6代表決定戦では、JR東海相手に9回1失点の好投を見せ、2年連続出場に導いた。この日も、4回までは走者を背負いながらも要所を締める粘りの投球。直球の球速は140キロ台前半ながら、同じ球速帯のカットボール、ツーシームに120キロ台のカーブを混ぜ、ENEOS打線に得点を許さなかった。

 失点した5回は「間が合っている感じがしていた」と警戒した先頭の7番・植田に四球を与えると、1死二塁が9番・長沢への内角を狙った球が甘くなり痛打された。先制点を許し「結果的に決勝点になったし流れを持ってこられなかった。都市対抗はあの失投を見逃してはくれない」と猛省。エースとして「5回途中でマウンドを降りてるようじゃ話にならない。本当のエースになるためにもっと上を目指していかないと」と誓った。

 初戦敗退も「若い選手が多くいる中で、都市対抗予選を突破できた」と手応えもある。次なる目標は「東海理化の歴史として、1年間で東京ドームと京セラドームの両方に出たことがない。それを塗り替えるというのは一つの目標」と日本選手権出場。その先にある3年連続の都市対抗出場へ「来年必ず戻ってくる」と闘志を燃やした。(小野寺 大)

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