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巨人ブルペンを支える高梨が都市対抗観戦 ファン目線再確認で後半戦もフル回転へ

スポニチアネックス / 2024年7月23日 8時2分

東京ドームの三塁側応援席でENEOS―東海理化戦を観戦し、ビールを購入する巨人・高梨

 22日に東京ドームで行われた都市対抗野球の第3試合。ENEOS―東海理化の一戦を三塁側で観戦しているプロ野球選手がいた。巨人のブルペンを支え続けている高梨雄平投手(32)だ。貴重な救援左腕として21年から3年連続で50試合以上に登板し、今季もここまで29試合に登板。ワンポイントから回跨ぎまで何でもこなす鉄腕が、自身の仕事場を客席から見つめていた。

 「関係者席で一度、見たことはあるけど、こうやって応援席で見るのは初めて」。古巣・ENEOSの応援席で、ブラスバンドや応援団の迫力を肌で感じながら独特の雰囲気を楽しんだ。

 プロ野球は前日に前半戦を終え、オールスター開催のため、一時中断。束の間のオフに、いち野球ファンとして東京ドームを訪れた。「売り子さんからビールを買ったことがないから、買ってみよう」とビールを注文。そこでは完全キャッシュレス化に驚いていた。ENEOSの得点時には、盛り上がる応援席を見て「こうやってみんなでワイワイ見るのは楽しい」と目を輝かせた。

 真剣な表情を浮かべる場面もあった。「普段はグラウンドレベルでしか野球を見ていないから、こうやってシフトとかを見られるのもまた新鮮」と語っていた男は、古巣が8回まで先発投手が無失点に抑えて完封ペースだったが「6点差あるなら、一人でも投手のカードを切っておいたほうがいい。次戦以降に使いやすくなるから」とトーナメントの戦い方を踏まえた起用を予想。実際に9回は2番手にスイッチした。そこではメジャー通算388試合の登板経験のある百戦錬磨の田沢純一投手(38)が登板し「間の使い方がやっぱり違う」と分析。6―0での勝利を見届け「勝ってよかった」と喜んだ。

 「ファンのみなさんが球場に来てくれる気持ちが分かる。こうやって見るのもいいね」と高梨。ファン目線で野球を楽しみ、リフレッシュしたリリーフエースが、後半戦もG党を楽しませてくれるはずだ。(記者コラム・小野寺 大)

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