ド軍がパクストンをメジャー出場前提40人枠から外す措置 8勝の先発左腕DFAに「衝撃的だ」米でも驚き

21日のレッドソックス戦で8勝目を挙げたパクストン（AP）

　ドジャースは22日（日本時間23日）、ジェームズ・パクストン投手（35）をDFA（出場選手登録の前提となる40人枠から外す措置）にしたと発表した。今後は原則ウエーバーにかけられ、トレード、FA、マイナー降格のいずれかの道を探る。

　パクストンは今季、ドジャースに加入。先発ローテーションの一角として、グラスノー、ストーンとともに先発陣最多18試合に登板。前日21日（同22日）のレッドソックス戦も5回3失点でチーム2位の8勝を挙げたばかりだった。

　ただ、6月17日のロッキーズ戦を最後に5試合続けてクオリティースタート（QS＝6回以上、自責点3以下）を達成できていなかった。今季成績は18試合で8勝2敗、防御率4・43。

　チームは負傷者リスト（IL）入りしているグラスノー、カーショーが復帰間近とあり、決断に至ったとみられる。

　パクストンのDFAには米国でも驚きが広がっているようで、地元ラジオ局『ESPN　LA』のブレーク・ハリス氏も自身のX（旧ツイッター）で「名簿の空きを空ける必要があるのは分かるが、これは衝撃的だ」と投稿した。