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【高校野球】京都外大西の左腕・田中が14三振完封!北嵯峨のプロ注目・鈴木を攻略しベスト4進出

スポニチアネックス / 2024年7月23日 12時33分

<北嵯峨・京都外大西> 完封し吠える京都外大西・田中 (撮影・亀井 直樹)

 ◇第106回全国高校野球京都大会準々決勝 京都外大西5―0北嵯峨(2024年7月23日 わかさスタジアム)

 京都大会注目のエース対決を京都外大西の左腕・田中遙音(3年)が制した。ノーシードから勝ち上がってきた北嵯峨打線に対して、直球とカーブのコンビネーションで4安打完封。14奪三振と圧巻の投球を展開した。

 「ここまで調子は良くなかったけど、しっかり準備して試合に入れた」と2回までアウトをすべて三振で奪うと、4回1死二、三塁のピンチも三振で切り抜けた。点差が開いた終盤に上羽功晃監督から交代を打診されたが、「完封させてください」と投げきることを志願した。

 「相手の投手(北嵯峨・鈴木志優)の方がスピードは上。でも気持ちとタフさで対抗できた」と打っても4回2死三塁から先制&決勝の右前適時打とチームを引っ張った。

 春の選抜では1回戦で山梨学院に7失点で敗戦。「あのころと比べ、切り替えはできるようになった」と心身の成長をバネに春夏連続の聖地を見据えた。

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