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尊富士が再休場…右足首ではなく場所前に痛めた左胸が「うっ血して腫れている」師匠が説明 再出場せず

スポニチアネックス / 2024年7月23日 13時56分

伊勢ケ浜親方

 ◇大相撲名古屋場所10日目(2024年7月23日 愛知・ドルフィンズアリーナ)

 日本相撲協会は23日、東十両2枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)が10日目から休場すると発表した。

 尊富士は、110年ぶりの新入幕優勝という歴史的偉業を果たした春場所で右足首靱帯を損傷し、夏場所は全休。史上最速優勝からわずか1場所という史上最速で十両に転落した今場所は、初日に間に合わず8日目から出場した。2日間は圧倒的な強さで連勝し、2勝0敗7休で関取残留を確実としていた。

 この日はいつも通り朝稽古に参加して体を動かしていたが、再び休場へ。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「足首は大丈夫。左胸がうっ血して腫れている。(左腕が)動かない」と状況を説明。再出場の可能性については「無理だと思う」と否定した。

 部屋関係者によると、場所前の稽古で序二段力士と相撲を取っていた時に左大胸筋を肉離れしていたという。歴史的偉業の代償として負った右足首のケガに続き、別の箇所を故障してしまった。

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