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【高校野球】聖和学園・斎藤佑樹「自分も甲子園優勝できるように」18年ぶり“佑ちゃん”フィーバーだ

スポニチアネックス / 2024年7月23日 14時33分

元日本ハム・斎藤佑樹氏のようにハンカチで汗を拭うポーズを披露した聖和学園・斎藤佑樹

 ◇第106回全国高校野球 宮城大会決勝 聖和学園8-5仙台育英(2024年7月23日 楽天モバイルパーク)

 聖和学園が仙台育英を下し、春夏通じて悲願となる初の甲子園出場を決めた。

 打線が19安打で8点を奪うと、投げては先発の背番号10・斎藤佑樹(3年)が7回途中4失点と力投。後を継いだ背番号1・千葉桜太(3年)も流れを渡さなかった。

 早実で2006年夏の甲子園で優勝した元日本ハム・斎藤佑樹氏と同姓同名。早実の優勝翌年、2007年3月生まれの斎藤佑は「この2年半、ずっと今日のためにやってきたので、力が入ってしまうところをしっかり抜いて、いつも通りのピッチングをしようと思いました」と爽やかな笑顔を見せた。

 サイドスローから繰り出す投球で的を絞らせず仙台育英打線に対し7回途中まで6安打4失点と粘り「ちょっとでも甘くなったらホームランを誰でも打てるような打線なので、低めに低めに。球速とか三振とか取れる投手でないので、打たせて取るピッチングができた」とうなずいた。

 甲子園でも「自分のピッチングができるように。冷静に仲間を信じて仙台育英さんの分も、宮城県のチームの分もしっかり頑張って戦いたい」と意気込んだ。

 試合後は、メディアの要求に応じ元日本ハム・斎藤佑樹氏のトレードマークだった“ハンカチ”を手に汗を拭うポーズを披露した右腕は「斎藤佑樹」が聖地に帰ってくることに「本当に斎藤佑樹さんは甲子園で優勝している投手なんで、自分も同じ甲子園優勝っていうのをできるように頑張りたいです」と“佑ちゃん”が18年ぶりに聖地を沸かす覚悟だ。

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