【球宴】昨年覇者の貫禄！ 巨人・岡本和真が本塁打競争第1試合で万波を下す

＜全パ・全セ＞ホームランダービーでホームランを放つ岡本和（撮影・光山　貴大）

　「マイナビオールスターゲーム2024」のホームランダービーは23日、エスコンFで第1日が行われた。

　第1試合の1回戦では昨年覇者の巨人・岡本和真内野手（28）が昨年第2戦MVPの日本ハム・万波中正外野手（24）を5―3で破った。

　先攻の岡本は金色のバットを手に、投手役の阪神・中野拓夢内野手（28）と相対した。最初の1分間こそフェンス越えはなかったが、残り55秒で”1号”が飛び出すと、左翼席後方のエスカレーターまで飛ばす特大弾など量産。ラストスイングで5本目を叩き込んだ。後攻の万波も1分過ぎまで本塁打が出なかったが、最後に左翼席へライナーで3本目を突き刺す意地を見せた。

　セ・パ4人ずつの計8人が参加するホームランダービーは、2日間のトーナメント方式。この日の第2試合ではDeNA・牧秀悟内野手（26）とソフトバンク・近藤健介外野手（30）が対戦し、勝者と岡本が第3試合の準決勝を戦う。24日（神宮）は第4試合でヤクルト・村上宗隆内野手（24）―日本ハム・アリエル・マルティネス内野手（28）、第5試合で中日・細川成也外野手（25）―ソフトバンク・山川穂高内野手（32）、第4、5試合の勝者による準決勝、さらには23日の準決勝を制した選手との決勝が行われる。

　◆ルール　2分間の球数無制限でホームラン数を競い、同点の場合は1分間の延長戦。延長でも同点の場合、（１）ホームランダービーファン投票の投票数上位（２）今季公式戦本塁打数（３）昨季公式戦本塁打数、の順で順位を決める。決勝は本塁打０で同数の場合、引き分けとなる。優勝賞金は100万円で、副賞は「日産アリア」、「日産リーフ」、「日産サクラ」のいずれか1台。