野球殿堂入り表彰式 谷繁元信氏「重み感じた」 黒田博樹氏「一生懸命積み重ねて…」

＜全パ・全セ1＞殿堂入り表彰式で花束を手にする（左から）谷繁氏、黒田氏、谷村さんの孫の米井さん（撮影・高橋　茂夫）

　今年1月に野球殿堂入りした横浜（現DeNA）と中日でプロ野球記録の通算3021試合に出場した谷繁元信氏（53）、広島やドジャースなどで日米通算203勝を挙げた黒田博樹氏（49）、元審判員で22年に94歳で死去した故谷村友一氏の野球殿堂入り表彰式が、エスコンフィールドでの球宴第1戦前に催された。

　谷繁氏は表彰者レリーフを初めて見て「やっぱり身が引き締まる。重みを感じた。微力ながら野球界の発展に努めて参りたい」と感激。

　黒田氏は16年の日本シリーズ日本ハム戦（札幌ドーム）が現役最終登板で「北海道でこの日を迎えられた。目の前の試合を一生懸命、積み重ねてきたことがつながった」と感慨を込めた。