ブライトン三笘が代表戦士のプレミア参戦を歓迎 「日本代表の底上げにもなる」

＜ブライトン会見＞会見に臨む三笘（撮影・西海健太郎）

　親善試合のため来日しているイングランド・プレミアリーグのブライトンは23日、鹿島戦（24日）に向けた会見を試合会場の東京・国立競技場で行い、日本代表MF三笘薫（27）は「凄く楽しみ、いい力試しになる。チームの状態を見るいい機会。内容も結果にもこだわりたい」と意気込みを語った。

　昨季は2月に腰を負傷。リーグ戦19試合の出場で3得点4アシストにとどまった。主力の故障が相次いだチームも11位に終わったが、初参戦だった欧州リーグでは16強入り。今季はヒュルツェラー新監督の下でチームを建て直して上位を狙う。

　前線にはミンテやオスマンら有望な若手アタッカーが加わり、新シーズンに向けた競争が始まっている。その中で「どんどんコンディションを上げて、チームの中での存在感を見せてスタメンを確保していかないといけないと思っている。その大事な2試合になる」と訴えた。

　また、日本代表では自身がプレーできなかった間にMF中村敬斗（スタッド・ランス）が左サイドで存在感を発揮。「素晴らしい活躍をしている選手に凄く刺激を得ていた。負けられないなと思っていた」という。

　新シーズンに向けては日本代表のチームメートであるDF菅原由勢がサウサンプトン、MF鎌田大地がクリスタルパレスに加入。「世界最高峰のプレミリーグで対戦できるのうれしい。5大リーグ、プレミアリーグに参加できる選手が増えていけば日本代表の底上げにもなる。そこで得られるものを日本代表に還元できると思う」と代表チームメートのプレミアリーグ参戦も歓迎した。