【球宴】阪神・近本 3打数無安打でもエスコン満喫「プレーするよりも、野球を見る方が楽しい」

＜全パ・全セ＞　2回、近本は一ゴロに倒れる（撮影・大森　寛明）

　◇マイナビオールスターゲーム2024第1戦　全パ―全セ（2024年7月23日　エスコンF）

　全セの「1番・中堅」で先発した阪神・近本が2年ぶりの球宴を満喫した。3打数無安打で秋山と交代。快音は響かずとも、開場2年目のエスコンフィールドで初めて開催された真夏の祭典を、心行くまで楽しんだ。

　以下、近本と一問一答。

　――2年ぶりのオールスター。

　「エスコンっていう球場もあったんで。普段、中に入ることのない球場なので、楽しかったです。ファンも近いし、よかったです。楽しかったです」

　――猛攻の2回、波に乗りたかった。

　「そうですね。小園がその後打ったんで、“うわ、俺だけや”と思ったんですけど。そこは気にせず。全然大丈夫です。何が大丈夫かはわかんないですけど（笑い）」

　――楽しめたのはよかった。

　「そうですね。いろんな選手とも話せましたし、ホームランダービーもね、すごい白熱していたんで。それは僕らもすごい面白かったですし、エスコンならではのオールスターっていうのを味わえたんじゃないかなと思うんで、すごい楽しかったです」

　――エスコンという球場の雰囲気は楽しい。

　「そうですね。野球をプレーするっていうよりも、野球を見るっていう方が楽しいんじゃないかな。スタンドで見たいなっていう思いもありますし、気楽に、残りのイニング、しっかり応援できたらなと思います」