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【球宴】楽天・辰己 規定ギリギリ「106センチ」特注長尺バットで右前打 「長すぎて短く持つしか…」

スポニチアネックス / 2024年7月23日 22時41分

オールスター<全パ・全セ(1)>8回、長尺バットを短く持つ辰己(撮影・木村 揚輔)

 ◇マイナビオールスターゲーム2024第1戦 全パ―全セ(2024年7月23日 エスコンF)

 楽天・辰己涼介(27)が7回から途中出場。8回には長尺バットで兵庫・社高校の先輩である阪神・近本のフォームを真似して右前打を放った。

 7回の守備から途中出場した辰己。

 2―11の8回一、二塁のチャンス。長尺バットを短く持って打席に入った辰己は、“先輩”近本のフォームを真似して広島・栗林が投じた2球目を右前にはじき返した。

 ネットでは「近本無安打だったのにものまねがヒットで笑う」「バット長すぎるのによく打ったな」「辰己らしい」「急にフォームを変えて打てるのすごい!」「誇張しすぎた近本するん草」などの声が上がった。

 試合後、長尺バットについて「言うことないです。さすが近本打法というか、106センチのバットの遠心力をしっかり使って。NPBの規定のMAXのバットを作ってもらって。MAX持っていこうと思ったんですけど、長すぎて。短く持つしかないなと思って、短く持って。普通に打ってもおもんないんで、(近本の)モノマネした」と明かした。

 コントロールが難しい長いバットでの右前打に「今日はブルーカーペットで満足しているんで、ヒットであろうとヒットでなかろうと別に良かったんですけど。楽しめたんで良かったです」と満面の笑み。また、投手として登板に向けたブルペン入りについて聞かれ「ぶっつけ本番で抑えて、努力じゃない才能や、と子供たちに言い放ちたいです」と最後まで辰己節全開だった。

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