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【球宴】広島・床田 サプライズ代打起用で右前打 「エグかった」田中の155キロを打ち返す

スポニチアネックス / 2024年7月23日 22時53分

<全パ・全セ1>9回、打者顔負けのスイングで安打を放つ床田(撮影・尾崎 有希)

 ◇マイナビオールスターゲーム2024第1戦 全セ11ー6全パ(2024年7月23日 エスコンF)

 オールスター最後のハイライトが9回に訪れた。1死一塁の場面で、全セの岡田監督は投手の床田を代打に指名。悠然と左打席に入った左腕は、打者顔負けの鋭いスイングで155キロを右前に打ち返し、サプライズ起用に応えた。

 「あるかもみたいなのは言われていた。最初は準備していなくて、7回が終わったぐらいの時に、オースティンのところで行くぞと言われた。一人出れば回ってくる状況だったので、〓頼む誰か一人出てくれ〓と思って、待っていた」

 アイブラックも用意して迎えたアットバット。球速を聞き、「そんな速かったですか。すごいですね」と言いながら、少し感慨深げな顔でこう続けた。

 「対戦した田中正義も僕は同級生で、大学のときにエグかったので、対戦できたのはすごくうれしかった。向こうは知っているか分からないですけど、僕は一方的に知っていたので、対戦できてよかった」

 創価大で当時の大学球界ナンバー1右腕と称され、5球団からドラフト1位指名を受けた田中に対し、床田は中央では無名の中部学院大でプレーしていた。まぶしかった背中に追いつき、そしてプロ最高峰の舞台で再会。思いを込めたバットが、快音を放ったのは必然だった。

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