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阪神・高橋&門別 24日シート打撃登板 佐藤輝、大山、森下斬りで昇格アピールだ

スポニチアネックス / 2024年7月24日 5時17分

阪神・高橋遥人

 阪神は23日、26日の中日戦(甲子園)から始まる後半戦へ向け、甲子園で再始動した。約2時間、フリー打撃やランメニューで調整。指揮を執った平田勝男ヘッドコーチ(64)は、24日のシート打撃で、22日に支配下登録された高橋遥人投手(28)と門別啓人投手(20)の登板を明言。ともに現在は2軍。8月6日ヤクルト戦(神宮)からの9連戦で先発枠を勝ち取るべく、両左腕が火花を散らす。

 24日の全体練習2日目、高橋と門別が1軍に合流してシート打撃に登板する。平田ヘッドコーチは「(シート打撃で)2~3打席打つ選手も出てくる」と説明。近本、中野を除く野手15人が複数打席を消化すると、投手が足りなくなる。そこで「1軍レベル」に達する2人に白羽の矢が立った。

 岡田監督は20日、高橋の支配下登録が発表された際に、即1軍起用はないと明言している。ファームで結果を出すことが最優先で、平田ヘッドも「ローテーション投手がいるのに…。シート打撃に投げに来るというだけ」と話した。早期昇格には依然として否定的ながら、8月6日ヤクルト戦から真夏の9連戦が控える。現状の先発6人だけでは谷間が生まれ、もう1人必要となる。ファームでキバを研ぐ青柳、伊藤将の実績組に加え、高橋と門別も当然候補。1軍先発枠への挑戦権を懸けた両左腕のガチンコ勝負と言っていい。

 「ファームの中でも成績が出ているというわけではない。そういう(1軍)競争に入っていけるように」

 つかの間のオフを終えた高橋は、鳴尾浜球場でたっぷりと汗を流した。支配下復帰後初の打者相手のマウンドで、森下や大山、佐藤輝ら、昨年の日本一を支えた強打者に投げる。復活ロードを歩む自身の現在地を知るにはもってこいだろう。球宴に負けず劣らずの「夢対決」から踏み出す新たな一歩。先に待つ晴れ舞台へ、仲間といえども決して手加減はしない。(八木 勇磨)

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