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世界が注目するアーチェリー・古川高晴 6度目の五輪で「金メダルを目指す」

スポニチアネックス / 2024年7月24日 6時2分

オリンピック放送機構の取材を受ける古川

 日本アーチェリー界のレジェンドに世界も注目だ。

 パリ五輪男子代表の古川高晴(近大職)と中西絢哉(シーアール物流)、斉藤史弥(日体大)、女子の野田紗月(ミキハウス)が23日、パリ市内で練習を行った。04年アテネ大会から6大会連続出場となる古川は入念に調整した。

 12年ロンドン大会で個人銀、21年東京大会で個人と団体で銅を獲得した。今大会に向けては「金メダルを獲るための練習をしてきた。個人、団体、混合と3種目あって、金メダルを目指して頑張りたい」と公言。世界の頂点にターゲットを絞ってきた。

 その39歳はこの日、練習会場の脇でオリンピック放送機構(OBS)のインタビューを受けた。取材クルーの1人は「彼はこれまでに5回も五輪に出場している。今に至るまでの過程を聞きにきた」と意図を説明。過去に経験した五輪の良い思い出や悪い思い出、また記憶に残っていることなどを問われ、古川は丁寧に答えた。

 「一番良い思い出が残っているのは東京五輪。自分の国で行われた五輪でメダルを獲ることができた。良くない思い出は、08年の北京五輪。結果を出したいという思いで臨んだけど、力を発揮できなかった」

 紆余曲折を経て臨む今大会。競技は25日から始まり、パリ中心部のアンバリッド(廃兵院)で実施される。

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