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【高校野球】東大阪大柏原が接戦制し2年ぶり8強 元巨人・土井監督は夏の成長認め「あと3つ何とか勝つ」

スポニチアネックス / 2024年7月24日 13時33分

<東大阪大柏原・高石>ベンチからナインを鼓舞する東大阪大柏原・土井監督(撮影・北條 貴史)

 ◇第106回全国高校野球選手権大阪大会5回戦 東大阪大柏原1―0高石(2024年7月24日 くら寿司スタジアム)

 3回2死二塁から4番・山口陽仁(3年)の左前適時打で挙げた1点を、鎌田龍誠(3年)と二又悠人(3年)の継投で守り切り、東大阪大柏原が2年ぶりのベスト8を決めた。

 「得点圏にランナーがいたので、何とか4番の仕事が出来たらと思っていた。バットをずっと振ってきた成果が出せた。4番はすごく重たいポジションだと感じている」と勝利に貢献したことを山口は一番に喜んだ。

 06年の高校生ドラフトで履正社からオリックスに入団、巨人を経て、18年秋に東大阪大柏原の監督に就任した土井健大監督(36)は「苦しい試合だったが、守りを重視してきたからこそ、こんな勝ち方もできるようになった。あと3つ何とか勝ちたい」と2年ぶりの8強から、11年以来の甲子園にターゲットを絞った。

 「このチームにはまだ爆発力もある。甲子園で岡田先生(現東洋大姫路監督)と再会できれば」と履正社時代の師弟での甲子園に期待を膨らませていた。

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