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【高校野球】花咲徳栄が大苦戦の末に4強入り 8点差追い付かれるも延長タイブレークの末勝利

スポニチアネックス / 2024年7月24日 15時43分

<西武台・花咲徳栄>9回、西武台・桜井の一ゴロを好捕し、ガッツポーズをする花咲徳栄・横山(撮影・松永 柊斗)

 ◇第106回全国高校野球 埼玉大会準々決勝 花咲徳栄12―9西武台(2024年7月24日 大宮公園)

 西武台の驚異的な粘りを振り切り、花咲徳栄が3年連続のベスト4入りを決めた。

 花咲徳栄は2回に幸先よく先制すると、3回には2番・目黒亜門外野手(3年)が右越え2ラン。6回を終え8―0と大量リードしていた。7点差でコールドが決まる7回は勝利まであと1死と追い詰めたが、ここから失点を重ねてこの回7失点。

 9回に追い付かれ、延長タイブレークにまでもつれたが、10回は無死満塁から3番・生田目奏主将(3年)が勝ち越しの右前決勝打。続くプロ注目の石塚裕惺内野手(3年)が3点二塁打を放つなどして試合を決めた。

 8回裏途中には強風と雨の影響で約1時間30分もの中断もあった一戦をものにし、石塚は「ピッチャーが踏ん張ってくれていたので最後は何とか打とうと。次につなげられて良かった」と汗を拭った。

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