NHK パリパラ中継は地上波・ラジオで約89時間 開会式前には事前番組も

東京・渋谷のNHK社屋

　NHKは24日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見を行い、日本時間8月29日～9月9日（現地時間8月28日～9月8日）に開催される「パリパラリンピック2024」の放送予定を発表した。

　NHK総合、Eテレでは約79時間、NHKラジオ1で約10時間、合計約89時間を放送する。日本とパリの時差は－7時間となり、日本時間深夜から翌朝5時まで生放送となる。そのほか、NHKプラスで見逃し配信も行う。

　パリ中心部のコンコルド広場とシャンゼリゼ通りで行われる開会式は8月29日に総合・Eテレ（手話・解説放送）で放送。同局の松本真季アナウンサーが池間昌人アナとともにキャスターを務める。松本アナは同局の五輪・パラリンピックの開・閉会式のキャスターとしては史上最年少で、閉会式（日本時間9月9日）も担当する。

　8月28日には「ゼロから楽しむパラリンピック」を午後7時57分から放送。パリパラリンピックで行われるのは22競技。番組では大会の見どころや注目競技を紹介。日本勢では、多種多様な選手が挑むパラ陸上、車いすの選手たちが活躍する各種目、特に毎回、日本人選手が活躍を見せる車いすテニス、また視覚障害のある選手たちが挑むゴールボールやブラインドサッカーなどの競技を紹介する。

　パリパラリンピック2024アスリートナビゲーターの車いすテニスの元世界チャンピオン、国枝慎吾さんをはじめ、俳優の風間俊介が現地パリから出演。東京からはタレントの武井壮、女優の長濱ねる、司会は同局の田所拓也アナウンサーが務める。