【球宴】広島・坂倉将吾がセ史上初の球宴満塁弾 57年ぶり3人目の快挙 新井監督からの言葉とは

＜全セ・全パ＞2回2死満塁、坂倉が中越えに満塁ホームランを放つ（撮影・篠原岳夫）

　◇マイナビオールスターゲーム2024第2戦　全セ―全パ（2024年7月24日　神宮）

　「マイナビオールスターゲーム2024」は24日、神宮球場で第2戦が行われた。広島の坂倉将吾捕手（26）が史上3人目の満塁本塁打を放った。

　「9番・捕手」で先発出場した坂倉は、2点を追う2回2死満塁で打席に入った。全パ2番手の楽天・藤井のフルカウントからの6球目、真ん中高めに来た140キロ直球を強振すると、打球はバックスクリーンギリギリに飛び込む逆転グランドスラムとなった。

　満塁弾は1963年第2戦の榎本喜八、1967年第3戦の大杉勝男以来、3人目、セ・リーグの選手では初の快挙となった。

　坂倉は「いい感じで振り抜けたので良かったと思う。（度会の左飛でサンタナが走れず）止まってくれたんで。よし、いったろうと思った。新井監督からもシーズンで打ってくれと言われた。頑張ります」と笑顔で話した。